ハロコンに行ってきた

「DANCE MODE!」2回、「HAPPY EMOTION!」1回、計3回。

ハロコンでは、各グループ毎の新曲見せる公演と、既存曲を各メンバーがシャッフルして歌う公演の2パターンが存在するが、今回はセットリストはもちろん異なるが、両者に明確な違いはあまり無かったような感じがある。前者ではちょっとしたパフォーマンスがあり、後者では多少シャッフルがあった程度だが、まあそれだけです。
どちらかというと、ハロプロのリーダー格が℃-uteになったということと、大量に追加された新人の顔見せが主目的になっている感じがする。

現時点(1月第2週)でのウリはなんといっても、アンジュルム(旧スマイレージ)の新曲が披露されたことだろう。「大器晩成」は「DANCE MODD!」で、「乙女の逆襲」は「HAPPY EMOTION!」で見ることができた。どちらも、グループの再スタートに相応しい、カッコイイ曲になっているように思う。ただ、それぞれ方向性は違うものの、自己啓発っぽい歌詞なのがちょっとひっかかるなあ。ただ、改名後最初のリリースとしては、相応しいのかもしれない。
あとは、毎回ハロコンに行くたびに感じるのだが、和田彩花のスタイルやダンスは、ずば抜けて素晴らしい。ステージに立っているだけで、華があるというか。振りはそんなに大きくないんだけれど、ちょっとした所作がハマっていて、誰よりもうまく見える。
また、今回加入した新人がちゃんと馴染んでいるのもすごかった。特に、室田瑞希はここぞというところのソロパートをゲットしていて、はやくも風格を見せていた。

新人でいうと、カントリーガールの面々も、とてもとても可愛かった。本当に可愛かった。それぞれのグループとも、「クールでかっこいいアイドル」を目指している中で、直球ど真ん中の可愛らしい曲調やダンスを披露してくれていて、見ていてとても安らかな気持ちになれるというか。

モーニング娘。’15の12期については、トークは申し分ないクオリティだった。他の新人たちは結構危なっかしい感じで、司会がフォローしてなんとか間を持たせているのだが、この4人についてはお互いがわちゃわちゃ楽しそうに喋っていて、見ていてとても楽しい。
ただ、パフォーマンスでは、人数的にどうしても目立つことができていなかったような。既存の曲ばかりなので、ソロパートが(多分)無く、結果として見せ場を作ることができなかかったということもある。そもそも今回のハロコンのステージ設計自体が、13人のグループがパフォーマンスするには狭すぎた感がある(し、そのあたりが鈴木香音の捻挫に繋がったんじゃないのでは、という気がする)。
これまでのフォーメーションダンス路線がどうなるのかも含めて、次のシングル(のMV)や春からの単独コンサートに期待したい。

全体では、℃-uteの存在感が際立っていた。個々のパフォーマンスも圧倒的だったし、壇上に各グループが総出演しているときでも、頭ひとつ抜けて目立っていた。
あまりにもすごすぎて、もうアイドルという括りからはみ出しているように思う。この5人に対して現時点で互角に戦えるのは和田彩花くらいじゃないかなあ。

あとは、仮に噂されているモーニング娘。’15の新曲リリースが2月にある場合、ハロコン後半で披露されるのではと睨んでいる(おそらく、TIKi BUN枠に来るはず)。ということで、2月にもう一回くらいは行く予定。